IOTで見える化が進むと嬉しいこと

IOTについての雑感

先日、Arduinoの書籍とキットを購入した。家庭菜園用に自動散水機を作ろうと、土壌湿度センサーも購入した。ただ、機械系は素人なので電子回路について勉強をしているところだ。センサーとネットを個人でも頑張れば簡単に繋げられる。とまぁ、個人でもIOT機器が低予算で作れちゃう時代、素晴らしい!

IOTはユビキタスから概念は変わっていないと思うのでバズワードなのかなと。だけど物事が押し進むためには希望となる新しいワードが必要。ワードが新しくなったということは、技術的イノベーションが起こった証拠としても捉えられる。まさに私がArduinoを手にしていることもその証拠の1つだろうなと。概念を低いハードルで実現できる時代になったということだ。この技術を活かす理想として、日常にある何気ないことがIOT製品に置き換わって面倒を減らせるとよい。だけど、面倒という気持ちが思い浮かばないほどに、当たり前化してしまっている。置き換えるモノに気づけない自分がいる。それから、面倒を無くすだけでなく、何か新しいものを生み出すこともできるだろうか?とまだ想像もできないことに期待だけをしている。


IOTで何が個人にとって一番嬉しいのだろうか?

 センサー検知 → 判定 → 自動処理、もしくは通知

  1. 自動処理に使うなら、
    バックグラウンド機能としてアクセサビリティーや効率化を高める。
    ICカードと駅の改札のような役割、スムーズに人を通してくれる。
    そのうちスマフォ+個人の身体がICカードの役目を持つことになるのだろうけど、
    大昔からある印鑑とシステムとしては一緒だ。

  2. 通知として使うなら
    フォアグラウンド機能として検査値や判定内容のチェックになるだろう。
    ウェザーステーションネットワークカメラヘルスケアウォッチなどなど
    IOT製品は便利なものがいくつかでているが、

    興味があることでないと面倒に感じるだろう。
    というか、そういうことのほうが多い気がする。


・・・個人の普通の生活範囲で使う場合、そこまで嬉しいことが思い浮かばない。
流行りに踊らさられて、期待度がやはり高すぎるせいかもしれない。
地味に嬉しいことなら考えられそうだ(笑)
今回は何について役立てられるのかを少し考えたのでそれを書くことにした。



アイデア:水道水の水質と使用量、使用可能量が見えるIOT製品

水道局は水道管の管理を建物に入るまで行っているらしく、
建物に入るまでは極めて綺麗だと聞いたことがある。

しかし、ビルやマンション、家に入るとそこから先は水道局の管轄外になるそうだ。
だから、古い建物に通っている水道管はもしかしたら水質が悪化するような
悪い状態になっている可能性がある。

一個人のユーザとして、建物内部の水道管をチェックできると嬉しい。
私みたいなユーザがいるということは、
マンションの価値として1つの売りにもできるのではないかと考える。
日本人は綺麗な水を飲むために、ペットボトルで水を飲む人が多い。

日本の水道水は世界一安全な飲み水だし、
建物内の水道管が常にモニタリングされて綺麗な水のままだとわかるなら、
私は水道水をもっとポジティブに飲むだろう。
(カルキ臭や有害物質が含まれるという話は80年代頃までの話で、今は問題ないらしい。)

さて、水道の話はまだ続くきます。
水の使用量を蛇口につけたミニパネルやアプリで見れる形で、
一家庭に流れ込む水量も水道管のIOT製品で測れればいいなと。
2ヶ月に1回、水道料金の請求がくるのでだいたいの使用量はわかりますが、
常に見える場所にあるということが、意識させる上で大事です。

これは個人的に欲しいだけで、多くの人にとっては意味のない機能だけど、
パネルに海外のいろいろな国の平均的な水の使用量がでれば
その水の使用量で暮らすことで、海外の水感覚が多少でも得られるのではないかなと。
我々日本人はあまりに水が豊かにありすぎて、そこに恩恵を感じていない。
もったいない精神を意識するために、見える化も比較された状態で必要だなと感じてます。

さて、使用水量の見える化は私の個人的な欲しい機能とは別に、
公共システムとしても少しは役立つのではないかと考えています。

夏の水不足でたまにエリア全体で水道栓が止められてしまいますが、
使用量を測ることで、使用量を上回ったら各家庭ごとの水道栓が止まればどうでしょう?

各家庭で制限水量が見えているので、節水をしながら使える分量をやりくりできるほうが、
一気に止められるよりも暮らし方としては融通が利くのではないでしょうか。

IOTを使った管理コントロール・・・
これは前回の話でユーザの主体性が大事だという話にも繋がる話だなと、
書いていて思いました。

というところで、今日のところはここまでにしておきます。

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