高尾にてサービスプラットフォームを学ぶ
4月9日(土)晴れ、高尾山から陣馬山へ!
新宿から電車に乗って1時間ほど。京王線の高尾山口という駅で降り、高尾山から陣馬山への縦走は始まる。最終地点の陣馬山の頂上には富士見茶屋という山小屋があり、本当に富士山が見える。思ったよ入りも大きく・・・おぉぉー。茶屋で温かい山菜うどんをほおばる。甘く煮付けたシイタケが絶品。あとは下ってバスで高尾の駅に戻るだけ、縦走の終わりにこんなにのんびりできる場所があるのはすごく嬉しい。
さて、「まずは書いてみよう!」とこのブログの初稿に選んだのは別に山登りの話ではない。山登りを通してサービスプラットフォームについて思い浮かんだので、簡単にだが書いてみようと思う。
高尾山口から陣馬山へは合計で4つの小さい山(城山、景信山)を超えることになる。約15キロほどの行程となる。で、各山の頂上近辺では食事や休憩スペースをもった茶屋があり、手ぶらで山登りを楽しむことができる。
各山の連携がなされているのかまではわからないが、茶屋があることで食事や飲料の準備する面倒さがなくなること。荷物が軽くできて動きやすくなること。さらに、ちゃんと座って休憩しながら歩を進めることができる。これらは登山へのハードルをさげてくれる重要なポイントになっているだろう。
(各山のサービスが運よく繋がっていると推測するが)遊びのためのサービスプラットフォームが整っていることで、観光がてらの山登りへのハードルはぐっとさがっているに違いない。リピート率も高いと思われる。
調べると、高尾山は年間の登山者数が260万人超える。富士山の登頂者数(約30万)を優に超える。というか世界一の年間登山者数があるらしい。驚き!
ちなみに、高尾山(599m)から陣馬山(857m)と同程度の低い山を行くルートで、だけど距離はもっと長い京都市をぐるっと回るダイヤモンドコース(1周約70キロ、最大標高約800m)はルート上に茶屋はほぼない。兵庫県の六甲山系を行く縦走(約56キロ、最大標高約930m)は各登山口や山頂に食事や休憩スペースがあるにはあるが、高尾山から陣馬山ルートなみには整っていない。そういう意味では、山登り経験のない友人を誘ったり、初めて行くという人にはハードルが高いものとなる。
春は花の季節。桜の観光客で高尾山はにぎわっていた。
今回が初めてだったけど、奥高尾の桜地帯はたぶんすごい。
”たぶん”と言ったのは散り始めたタイミングで今回は見たから。
是非来年、満開の時期に行ってみたいと期待を持たせるものでした。
富士山が見え、歩きやすい尾根からは関東平野が望め、相模湖ものぞく。
短い距離の中で桜やぶな、杉のゾーンと様相が変わっていくのも楽しい。
花見・観光、ハイキング、トレイルランなどなどいろいろな人がくる。
コンテンツがたくさんあることも、高尾の魅力を高めているのだなと思いました。
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