山行きバスに変わるものがあれば・・・
先日、滋賀県の比良山系の奥にある八淵の滝という渓流へ行ってきた。
その名のとおり8つの滝が拝める。
ブナ林や黄緑色の葉がつく樹木が多く、
ゴーゴーとなる水音もあってか非常に気持ちがいい。
ただし、水場で足元の滑る岩棚を鎖を使って移動する危険な場所でもある。
冒険という子供心をくすぐられる楽しい場所であった。
さて、いつもは少し遅い時間帯から登山を始めるだけど、
今回は早めのスタートをすることに。
すると、バスには高齢登山者がたくさん乗ってくる。
重い荷物を背負って、あふれんばかりに乗ってくる。
山登りに行くくらいの元気があるので席を譲る必要はなさそうだ(笑
それにしても、神戸の六甲山と比べると若者率が低い山だなと感じる。
さておき、今回は山登り直前・直後の登山者に向けたサービスについて考えて見る。
まずは移動について、
比良山系はJR湖西線(琵琶湖の西側沿い)の各駅のどこで降りても山へ入れる。
登山スポットとしてとても便利だ。
もちろん、駅から歩くと30分〜1時間程度は登山口までかかる。
そのため、多くの人はバスを利用する。
おそらく日本中で頻発しているだろうが、電車とバスの連動はなぜか悪い。
不便に感じている人たちは存外に多いのではないか?
コスト・人員的にバス会社が細かく各地域へ対応できないのだろう。
だから、そこにビジネスを持ち込めるチャンスがあるように思われる。
登山では、帰路にバスが少ないので仕方ないので使っている方もいるが、
タクシー(Uberも)高いから利用されないだろう。
25名程度乗れる小型バスで、1人500円程度だったらどうだろう?
電車と連動できていない既存のバス時間を埋めるように稼働する。
朝と夕方に登山者を乗せる、6回稼働できれば7万5千円。
既存のバスがでない夕方遅くの便は値段が倍になってもいいだろう。
帰りは近くの銭湯や温泉と提携して、立寄り経路に入れてもいいかもしれない。
移動以外にも登山には毎回発生する地味に面倒なことがある。
飲食物の用意や登山届けである。
上記の小型バスのサービスに合わせて、
お弁当や飲み物、お菓子、地図、登山保険、登山グッズなど販売・貸出して定着すれば複利益も考えられる。ドローンで山頂に冷たい飲み物を届けていいかもしれない。
他にもバス放送では山の見頃情報を伝えるのもサービスとしていいかもしれない。地元の山へは何度も足を運ぶベテランの方がいるので、そういった方たちとネットワークを作れれば、ミニ登山ツアーを企画して、遠方からの登山者に安心感を提供できるかもしれない。
もし平日の登山者数が休日の半分程度でもあれば(登山者は高齢者もとても多いので可能性はある?)、個人業の小ビジネスならなりたつ可能性はある。冬場は休業しそうだが・・・
先月から4回ほど滋賀の山へ足を伸ばしていて、気がついたことなどから考えてみた。
もっと出てきそうだが、今日はこのへんで。
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